のれんの色が持つ意味|田中美染株式会社

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古くから、伝統的にのれんの色は業種によって決まりがあったといわれています。染色しやすい木綿生地の普及にともない、だんだんとカラフルなものが登場してきました。
たとえば、堅実商法をよしとする商家では藍色や紺色を。藍には殺虫剤でも使われる成分が含まれているため、虫よけ効果を期待して酒屋やそば屋、呉服屋なんかでも広く用いられていたそうです。
菓子屋や薬屋に多くみられたのは白いのれん。白い砂糖のイメージ、砂糖が薬としても使用されていたことからなんだとか。また茶色はタバコ屋さんやお茶屋さんなどで掲げられ、これも商品の色からきているようです。意外と単純な理由で面白いですね!
ちなみに文字には赤を使わないのが一般的。なぜかというと、商売をするうえで赤は赤字を連想するとされ縁起が悪いからなんですって。逆に、黒字をイメージさせる黒を入れるのがいいようです。
昔はこれらの決まりを破った店は営業ができないようにされてしまうなど、厳密に取り決めがされていたようですね。

とはいえ、現代ではこういったルールは薄れてきており、自由なデザインや色づかいが好まれるようになりました。

赤やオレンジは食欲を刺激し、テンションを上げてくれる色なのでラーメン店や焼肉店に。黄色は注意を喚起するので展示会やイベントに、人の心を落ち着かせるグリーンはエステ店や小料理屋に、青系は海を連想させるためお寿司屋さんに…。寒色系には涼しさを感じる効果もありますね。また紫は高貴な色とされ、高級料亭や割烹、旅館などにもおすすめです。
われわれ「田中美染株式会社」は、現地調査を含めたフルオーダーメイドの商品制作をモットーにしております。ネット注文が主流になりつつあるなか、逆行するようですが強いこだわりでもあるのです。それもすべてお客さまの希望の商品をお届けするため。

寸法はもちろん、色や柄、生地など、細かな要望にもお応えいたします。姫路でのれんづくりをお考えのお店さまは一度お気軽にお問合せください。

 

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